株式会社 誠興業
型枠解体業とは 概要
概要
型枠解体業は、鉄筋コンクリート造の建築物において、コンクリートを流し込んで成形するための「型枠」が、コンクリートの強度が出た後に不要となるため、それを取り外す（解体する）ことを専門とする業種です。
建物を「作るための解体」: 「解体」という言葉から建物を壊すイメージがありますが、型枠解体は、建物の骨組みを作るために使われた型枠を取り外す作業であり、建設工事の最終工程に近い、重要な一部です。
専門性と技術: 単に型枠を外すだけでなく、コンクリートを傷つけずに、安全かつ効率的に作業を行うための専門知識と技術が求められます。
再利用への配慮: 取り外した型枠は、上階や別の現場で再利用されることが多いため、丁寧に扱い、清掃・整理することも重要な役割です。
ニッチだが不可欠な存在: 型枠解体業は、建設業界の中でも比較的ニッチな分野ですが、鉄筋コンクリート造の建物がある限り、必要不可欠な存在です。
解体後
解体前
業務内容
型枠解体業の概要
建物の骨格を解き放ち
未来を築く礎を創る
型枠解体業の挑戦と継承
主な仕事内容
事前準備・安全確認: 作業前の現場確認、安全確保のための措置（立ち入り禁止措置など）。
金物・支保工の取り外し: 型枠を固定していたパイプサポート、チェーン、ターンバックル、フォームタイなどの金物や、コンクリートの重さを支えていた支保工を専用の工具（電動インパクトレンチ、バール、ハンマーなど）を使って取り外します。
型枠パネルの解体: 壁、柱、梁、床（スラブ）などの型枠パネルを、コンクリートに損傷を与えないように慎重に剥がしていきます。解体する順番も重要です（一般的に、壁→梁→スラブの順）。
資材の整理・搬出: 解体した型枠材（木製合板など）や金物を、再利用しやすいように種類や部位ごとに整理し、指定の場所へ搬出します。
清掃: 解体後のコンクリート表面や作業場所を清掃し、次の工程へスムーズに移行できるようにします。
型枠解体業の役割
建設工程の円滑化: 迅速かつ正確な解体作業により、後続の仕上げ工事などの工程へスムーズに移行させることができます。
品質確保: コンクリートを傷つけることなく型枠を解体することで、建物の品質を維持します。
安全性の確保: 高所作業や重量物の取り 扱いが伴うため、安全な作業手順と管理が重要です。専門業者が行うことで、事故のリスクを低減します。
コスト削減・環境負荷低減: 型枠の再利用に協力することで、資材コストの削減や廃棄物の減少に貢献します。
型枠解体業は、目立たないながらも、
現代の建築物を支える上で非常に重要な役割を担っています。
安全第一
かけがえのない「命」と「未来」を守る普遍の誓い
「安全第一」——それは、私たちの仕事における、そして社会全体の、最も重要なテーマです。
働く全ての人々の「命」と、その先の「未来」を守り抜くという、揺るぎない誓いです。
特に危険を伴う型枠解体業において、「安全第一」は絶対的な鉄則。事前の危険予知、確実な安全確認、
適切な保護具の使用、仲間との連携。これら全ては、事故を未然に防ぐための具体的な行動です。
私たちは、「安全第一」の理念を常に胸に、日々の業務に真摯に向き合います。
それは、かけがえのない「命」と、その先に広がる豊かな「未来」を守り抜くための、私たちの誇り高き誓いです。
株式会社誠興業
